株式会社メディカ・ラインは、10月16日、創立30周年を祝してローズホテル横浜で記念講演会・感謝の集いを催した。
まず最初に清水敏之氏(株式会社メディカ・ライン常務執行役員)が、会社紹介を行った。同氏は「弊社は1994年に創業し、調剤薬局と医療機器販売を中心に展開してきた。事業の多角化を図り、2016年にメディカフェ、2020年には地方創生として宿泊施設、さらにニューヨーク初の紅茶ブランドも経営している。
企業理念は創業時より変わりなく、人をつなぐ、医療をつなぐ、未来をつなぐをモットーとし、医療の環境変化に対応すべく、お客様のお困り事の解決やニーズに沿ったご提案を日々行っております。創業者である佐藤が常々申し出ることですが、私たちの活動の最終的に達成すべきことは社会貢献です。
我々のグループが目指す方向は、2030年までにはグループのシナジー効果を生かし、各々の事業を最大化することであり、最終的には今以上の社会貢献に寄与していくことを私どもの目標としてまいります」と話した。
記念講演として、宮田亮平氏(東京藝術大学名誉教授)が「芸術は身近なもの」と題し「芸術というと難しそうなものに感じるかもしれないが、すべての人が芸術家だ。美しいものを見るときにふと美しいと感じること、それが芸術である」と、文化庁長官時代の経験も踏まえて語った。
続いて、感謝の集いが開催され、はじめに佐藤 望氏(株式会社メディカ・ライン代表取締役)が「30年間に渡り、並々ならぬご支援を頂き、ありがとうございました。弊社は元々家内が設立した会社で、事業拡大とともに調剤薬局の運営や医療機器販売などを行うようになり、私も外資系医療メーカーを辞めて事業に携わるようになりました。
私はまだもう少し仕事ができるので、これからは次世代につなげる仕事を中心に頑張りたい。色々すばらしい先生方にお会いできたご縁を生かし、社会にもっと役立つ会社にしたい」と述べた。
感謝の集いでは、歌やブレイキングダンス、そして佐藤 望氏によるサックス演奏などが行われ、大いに盛り上がりを見せた。
最後に、佐藤祐一氏(株式会社メディカ・ライン取締役)が、「本日はお越し頂きましてありがとうございます。今後の10年、20年が大事になってくると思います。今後とも弊社をご愛顧頂ければ幸いです」と会を閉めた。