筑波大学の陽子線治療システム

2012.02.28

筑波大学医学医療系
榮 武二

 筑波大学、陽子線医学利用研究センターの治療システム について説明する。この装置は、高い効率で呼吸同期照射が実現できるよう設計されており治療室2室で、シフト体制なしで年間約300名の 患者のがん治療を行っている。10年以上の使用実績のため更新と改良の検討を進めており、この課題についても概説する。