PACSクラウドコンピューティングサービス
熊本大学医学部附属病院医療技術部診療放射線技術部門 池田龍二
クラウドコンピューティングサービスが、医療画像の外部保存と地域連携における情報共有において積極的な導入が検討されている。その背景には、厚生労働省、経済産業省、総務省から発表された各種関連ガイドラインと関連学会等のガイドラインの整備が挙げられる。さらに、近年の画像発生容量の増大とディザスタリカバリへの急務な対応がポイントとなっている。我々はクラウドサービスの本質を理解し、最適なデータライフサイクルマネージメントの検討が必要である。