造影CT検査における光吸収性センサーを用いた血管外漏出検出器の基礎的検討〜検出波形の特長と検知システム精度に与える因子について〜

2012.10.31

造影CT検査における光吸収性センサーを用いた血管外漏出検出器の基礎的検討~検出波形の特長と検知システム精度に与える因子について~
長野赤十字病院中央放射線部
寺澤和晶
 
 通常、血管外漏出による造影CT検査の中断は、観察者の経験的な判断および痛みによる被検者の訴えによる場合である。このため、視覚的に表面変化を伴わない場合や痛みを伴わない深部における漏れは分かりにくい。今回、造影剤および水の光吸収性を利用した漏れ検知システムの開発の取り組みから、その有効性と漏れ基準となる検出波形の特長と検知システム精度に与える因子について臨床評価を行った。

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