Arrival time Parametric Imagingを用いたSonazoid造影USで飲酒状況の把握が可能であった大酒家の2症例
東邦大学医療センター大森病院消化器内科
和久井紀貴
飲酒状況の把握には現存の検査法では個人差もあり、禁酒ができたか否かは自己申告に頼らざるを得ない面がある。そこでSonazoid造影USを用いたArrival time Parametric Imaging(At-PI)が飲酒状況の把握に有用か否か大酒家の2症例で検討を行った。結果、At-PIは自己申告に頼らず客観的におおよその飲酒状況を把握が可能であったため、今後、飲酒マーカーの一つとして有力な手段になると思われた。
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