TomoTherapyの臨床と今後の展開
がん・感染症センター都立駒込病院放射線診療科治療部
清水口卓也、 田中 寛、 橋本慎平、 二瓶圭二、 唐澤克之
TomoTherapyは特有の照射法による線量分布の優位性や、計画〜検証照合〜治療を簡便に行える特徴を持ち、臨床応用する施設が増加しつつある。当院でも導入後1年間の間に、頭頸部癌、骨盤腫瘍、不整な形状の標的など、約100例の治療を行っている。MVCTを用いたIGRTにて毎回の位置誤差補正を行うため精度の向上が期待される。スループット向上が今後の課題である。