圧縮センシング法による MR画像再構成

2016.08.30

圧縮センシング法によるMR画像再構成
京都大学医学部附属病院放射線診断科 山本 憲

 圧縮センシング法によるMR画像再構成研究を科研費新学術領域の枠組みで遂行し、パラレルイメージング法と
異なるアルゴリズムでMR高速撮像を可能にする技術である。4倍速程度までは診断に耐える画質での再構成が
可能であった。スパースモデリング理論は医学だけでなく、様々な科学分野に応用が可能である。
 TOF-MRA image can be reconstructed from 25% undersampled data using compressed sensing
technique. For the regularization term, L1 norm of the Wavelet coefficient showed the best image
quality.

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