肘関節の画像診断
投球障害肘:離断性骨軟骨損傷、内側上
顆骨折・骨端線損傷、肘頭骨端線離開
東北大学病院放射線診断科 常陸 真
肘関節のスポーツ外傷には外側型障害である離断性骨軟骨損傷や内側型障害である内側上顆骨折・骨端線損傷、後方障害で
ある肘頭骨端線離開などがある。はじめに単純X線写真が撮影されるが、病変の詳細な評価にはMRIが施行される。骨の形態や
骨癒合の評価にはCTが有用である。
Plain radiographs, MRI, and CT with appropriate imaging method are necessary for accurate diagnosis
of sports injuries in elbow joint.