高度線維化NASHのスクリーニングにおける FibroScanの有用性

2017.11.24

高度線維化NASHのスクリーニングにおける FibroScanの有用性
1)国立国際医療研究センター国府台病院消化器肝臓内科 2)国立国際医療研究センター中央検査部
3)国立国際医療研究センター肝炎免疫研究センター 4)JCHO船橋中央病院健康管理センター
是永圭子1、4)、 澤部祥子2)、 呉屋 薫2)、 伊藤里美2)、 金沢あずさ2)、 是永匡紹3)、 溝上雅史3)

 
 FibroScanがNAFLDのスクリーニングに有用であるか明らかにする目的で、非B非C型慢性肝疾患患者1,388例を対象に肝硬度(LSM)とcontrolled attenuation parameter(CAP)の測定を試みた。FibroScanは高度線維化NASHの抽出に有効なツールではあるが、高BMIや皮膚-肝表距離(SCD)過長な肥満例ではM probeのLSMは過剰評価される場合があることを念頭におく必要がある。

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