ワークステーション
ザイオソフトでは、2022年にリリースされた3D医用画像処理ワークステーション「Ziostation REVORAS」を展示。 REVORASは、「Smart Imaging “みる”をシンプル、スマートに。」をコンセプトにデザインされた3D医用画像処理ワークステーションだ。高精細な自動抽出機能と豊富なアプリケーションで、心臓画像イメージングを包括的にサポートする。 CVIT2023で出展していたアプリケーションの一部を紹介する。
心臓領域アプリケーション
1.TAVR(アプローチ評価)
経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVR)における、さまざまなカテーテル挿入法(経大腿/経心尖/経鎖骨下動脈、経大動脈アプローチ)アプローチ法のシミュレーションを行う。
2. TAVR(大動脈弁解析)
1つのフェーズにROIを描くと異なるフェーズにおいても、ROIが追従するDynamicROIを使用し、弁輪面の計測など径カテーテル的大動脈弁置換術(TAVR)の術前弁計測が可能である。
3.心筋ECV解析
単純相・遅延造影相もしくはヨードマップからヘマトクリット値を用いて細胞外液分画 (ECV) を算出しマッピングを行う。
4.CT冠動脈解析
冠動脈を自動抽出することで、CPR、ストレートビュー、短軸像を表示する他、血管の狭窄率を測定する。また、冠動脈の自動ラべリング機能を搭載している。
5.冠動脈支配領域解析
冠動脈造影CTデータから冠動脈、心筋を3D表示する。任意の点を分割点として分割した心筋の体積を計測することが可能である。
6.心筋血流解析
負荷時および安静時の心臓造影CTデータから左室心筋と冠動脈を自動抽出することで、左室心筋血流をTransmural Perfusion Ratioとして評価する。