GEヘルスケア・ジャパン株式会社、ラップトップ型ハイエンド汎用超音波画像診断装置「LOGIQ e Smart」新発売

2024.04.02

 医療の課題解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GE ヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長兼 CEO:若林 正基氏、以下 GE ヘルスケア)は、4 月 2 日より LOGIQ e シリーズの最新型「LOGIQ e Smart(ロジックイー、スマート)」を日本で発売開始する。機能強化に加え、医療現場の課題を解決するソリューションを盛り込んだ上位機種 LOGIQ e シリーズは、2006年 6 月にポータブル型超音波画像診断装置としての提供を開始して以来、全世界で 50,000 台の導入実績を誇る。

 この度発売する「LOGIQ e Smart」は、従来機と同様に検査室や病棟に留まらず、内科、外科領域などの多岐に渡る診療科での利用を想定して開発された製品である。また、LOGIQ e Smart は、現場の様々なニーズに対応するべく、診断に迷わない高画質を追求し、さらに、より簡便かつより正確に先生方の手技をサポートする新機能も搭載している。同装置は、GE ヘルスケアの製品ラインナップにおいてラップトップ型超音波画像診断のハイエンドモデルとして提供する。

 LOGIQ e Smart は、これまでの LOGIQ e シリーズで好評だった以下 3 つの特長を継承している。

1.迷うことなく操作ができる基本ユーザーインターフェース
2.フリーズした後の画像または保存した画像を再度調整できる Raw Data での管理
3.操作パネルにトラックボールとキーボードを継続採用

 これまで多くのお客様に LOGIQ e シリーズを採用され、装置の各種特長についても前向きなコメントが多数あることから、特に好評だった機能を安心して使用できるように継続採用している。

製品特長

ポータビリティ性の追求
 LOGIQ e Smart は、薄い 15.6 インチの高精細 LCD モニターを採用することで、前身モデルであるLOGIQ e Premium に比べ、本体の軽量化を実現した。ポータビリティ性を追求することで、院内でもスムーズに移動が可能である。さらに、本体に 90 分バッテリーを標準で搭載することで、移動時に電源を切ることなく、また電源の確保が難しい場所でも気にせず使用可能である。要望に合わせて、専用のドッキングカートに 3 時間の長時間バッテリーも搭載可能である。使いたい場面で直ぐに使えるポータブル型エコーは、幅広い診療科の医師の診断および治療に貢献する。

高画質と幅広いプローブラインナップ
 LOGIQ e Smart は、より高画質な画像を提供し、診断をサポートする。弊社独自の XDclear 技術を用いた高周波リニアプローブ(L4-20t-RS) も搭載可能となり、従来機の画像と比べ、より詳細な画像を実現する。LOGIQ e Smart は、従来機から新たに 3 本のプローブが追加で接続可能となったことで、合計 15 本のプローブをサポートし、多岐に渡る診療科のニーズに応えるよう、高画質と幅広いプローブラインナップを提供する。なお専用のドッキングカートには、最大 3 本まで接続 可能な 3 プローブポートを搭載でき、プローブを差し替えることなく、本体上で切り替えが可能である。

様々なニーズに応える仕様
 LOGIQ e Smart の操作パネルは、従来機に比べボタンの数が少なく設計され、よりシンプルな操作を目指している。また、操作パネルは拭き取りやすく、簡単に清拭が可能である。さらに、従来機に比べ静音設計になったことで、様々な環境下で快適に使用できる。また新機能として、より簡便に計測ができるように、Auto EF、Scan Assistant、Strain Elastographyの 3 つの機能を搭 載した。Auto EF は、心尖部四腔像、心尖部二腔像において拡張期、収縮期をそれぞれ自動トレースし演算結果を自動で算出・表示する。Scan Assistant は、決められた検査手順を装置に登録することにより、お客様それぞれのスキャン手順をサポートする。StrainElastography は、プローブで組織を圧迫し、変形の程度を色で表現する。

汎用超音波画像診断装置「LOGIQ e Smart」

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