CTはAquilion ONE、Aquilion PRIME、Aquilion/CXLの3機種を展示。CTはAquilion ONE以外の2機種は、米国初展示となる。Aquilion PRIMEは78cmのワイドボアを採用。Dual Energyも標準搭載。
Aquilionシリーズは、いずれも逐次近似再構成法を応用したAIDR 3Dを標準搭載。これにより画像ノイズを最大50%低減することで最大75%の被曝低減を可能とする。AIDR 3Dはすべての部位のどのような検査にも適用できるため、ルーチンの検査から低線量化を実現できる。
AIDR 3DによるUltra Low Dose撮影はルーチン以外にも、胸部やCT Colonographyなど、あらゆる部位で低被ばくかつ高精細な画像を提供する。
これまでに発売されているAquilion ONE、Aquilion PRIME、Aquilion/CXLには、AIDR 3Dを無償でアップグレードするという。
またDual Energyについて、Aquilion ONEではVolume Dual Energy、Aquilion PRIMEではHelical Dual Energy撮影となる。135kV撮影と80kV撮影の画像をブレンド・フュージョンしたり、サブトラクションしたりすることによって、1度の撮影で複数の診断に有用な画像を得ることができる。
Aquilion ONEにおいて、最適なタイミングで撮影するためのハンディボタンも展示。国内ではCT室内での操作が禁止されているため販売されていないが、米国・欧州では活用されているという。