今回ヘアストリームヘルスが一番注力しているのはVue Cloudというクラウドサービス。「Vue」は従来のCarestream PACSから名称を変更したもので、PACS・RISとそれに付随するサービスについてVueという名称で提供していく。
同社は、すでに日本国内を含めて10のデータセンターを持っている。データをバックアップするアーカイブソリューションのみならず、データのシェア、コラボレーション、遠隔読影などを含めたソリューションを提供している。国内で初のガイドライン準拠のサービスとして提供されており、多数実績がある。ブースではこのCloudサービスに組み合わせて活用できる様々なアプリケーションも紹介されている。
iPadで画像閲覧ができる「Vue Motion」では、端末にソフトは不要でサーバから直接画像を呼び出して見ることができる。
「Patient Portal」では、施設間における患者紹介の際に可搬媒体なしに検査情報をやり取りすることが可能。紹介された患者について、紹介を受けた医師はメールで送られてくるリンクをクリックするだけで、ビューワが立ち上がり画像や所見を見ることができる。
さらにセカンドオピニオンとして他施設に送る場合にも、「Share Exam」により、どの範囲でデータを共有するか選択し、紹介先にメールで画像や所見を送信可能である。