【RSNA2011スペシャルレポート!】Technical ExhibitとRSNAで最適なモバイル端末は?:堀越浩幸先生(群馬県立がんセンター)より
堀越浩幸先生(群馬県立がんセンター・放射線診断部)より現地速報をいただきました!

2011.12.01

Technical ExhibitとRSNAで最適なモバイル端末は?
群馬県立がんセンター・放射線診断部
堀越浩幸

 シカゴ11月30日は快晴で、ショッピング日和です。レポートを書かなくてはいけない立場から、今日もtechnical exhibit会場に行ってきました。South buildingのエスカレーターを上ったところに東芝のブースがあり、担当者に捕まり説明を聞いてきました。3T-MRIの乳房はパルスの送信系と受信系を2系列にして良好なdynamic studyが可能とのことです。拡散強調画像はまだ苦しんでいるみたいです。80列のMDCT (Aquilion PRIME)が日本で既に発売されており、すべてのCT機種に被曝低減ソフトを積んでいるとのことで、様々な可能性について話してきました。全身6秒位で撮影できるみたいで、CTの件数はさらに増えそうな感じです。画像診断医の負担は増しそうです。超音波ではCT,MRIの画像と連動できるRVSが発表されており、AG機器では大画面モニタとオプションで追加できるモニタが展示してありました。総じて使える新技術が多く大変勉強になりました。
 さて、最初のレポートでも書きましたが、抄録がネット化されており、抄録内容はネットからしか見ることができない状態でしたが、なんと今日はネットに繋がらない状態に陥ってしまいました。PCでもiPod touch両方です。配布されている抄録集は重いのでホテルに置いてきたので、口演の会場に行って話を聞いてきただけでした。辻岡先生ご指摘のとおりPDFをダウンロードしておく必要があるみたいです(反省)。原因はmobile用のappをアップしたせいだと思っていますが、iPod touchのappをアップしたらeducation exhibitがホテルでも閲覧できるようになりました。PCでは閲覧できず、RSNAのモバイル端末はMacの方がよいみたいです。

80列MDCTの前で記念撮影
iPod touch(おそらくiPhone、iPadも可)を使うとホテルでeducation exhibitを閲覧可能でした。