日本アキュレイ
4/16、ブース速報更新しました!
サイバーナイフによる画期的な
呼吸追尾システム
放射線外科分野の世界的リーダー、ACCURAYの放射線治療機器『サイバーナイフ ラジオサージェリーシステム』の日本における設置台数は現在25台(2012年3月)。
米国に次いで世界第2位の設置規模となった今、日本の放射線治療はどこへ向かうのか? 技術と薬事、それぞれのご担当者にお話を伺った。
サイバーナイフの越した追尾システム
新しいステージへと向かう放射線治療
表1 サイバーナイフでの診療で加算される主な保険点数項目(平成24年度診療報酬改定より)
項目 | 保険点数 |
定位放射線治療呼吸性移動対策加算 | 動体追尾法 10,000点 |
外来放射線照射診療料 | 280点 |
小児放射線治療加算 | 当該放射線治療の所定点数にそれぞれ所定点数の100分の60、100分の30、100分の15又は100分の10に相当する点数を加算 |
●Movie Message !
本郷肇氏(同社薬事&品質保証)より、ブースの見所についてお伺いしました!
詳細レポートは、RadFan2012年6月号(5月末刊行)に掲載いたします!
サイバーナイフ ラジオサージェリーシステム(放射線治療)
ITEM in JRC 2012 (ITEM2012 国際医用画像総合展)製品情報
「患者を寝台に固定することなく治療する」試みを始め、さまざまな技術開発が「人間的価値の実現」として大きく評価され、2011年度のグッドデザイン賞(Gマーク)受賞しているサイバーナイフ ラジオサージェリーシステム。
アイソセンターを持たず、さまざまな方向からの照射ができる本製品は、高精度な放射線治療を実現する。今回は日本での実機展示が初となる「第4世代」が華やかに会場を飾った。ハードウェア、ソフトウェア双方においてさらなる機能向上を実現した新世代機種を一目見ようと、デモンストレーション時にはブースに大勢の来客が詰めかけた。アイリスコリメーターを搭載することにより、よりきめ細かな治療計画と治療時間の短縮が可能になったほか、400MUだった従来の線量を、2倍の800MUとしたことにより、治療効率を大幅に上げることができるようになった。
呼吸追尾システム
少ない時間で高線量を照射できるようになった第4世代は、治療効率の向上と同時に、病巣周辺の正常な組織への照射を最大限回避しなければならないという使命を同時に背負っている。「シンクロニー呼吸追尾システム」では、体表面につけたLEDマーカーが呼吸とともに動き、その位置を赤外線カメラがとらえることにより患者さん固有の呼吸パターンを認識する。また、天井に設置された2つのX線源で撮影して得られる腫瘍の位置情報と合わせて、動く腫瘍を照射口が追尾する状態を作り出す。
この「シンクロニー呼吸追尾システム」に加え、治療中の咳や急な動きにも対応する位置検出・補正機能などがあり、患者の放射線治療に対する恐れや不安は大きく緩和されることは間違いない。