“Conference-Communication-Collaboration”、略して”CCC”と呼ばれる本製品は、「いつでも」「どこでも」医師や看護師等、院内スタッフが連絡を取り合うことを可能にしたシステム。時間と場所を選ばないことから、医療現場になくてはならない「カンファレンス」、「報・連・相(=コミュニケーション)」、「協調や連携(=コラボレーション)」を維持することができる。

(1)カンファレンス
 出席者が多忙であっても、IP電話やモバイルツールを活用することによって異なる場所からカンファレンスに参加することができる。カンファレンスは映像より軽い「音声データ」として記録され、アーカイブはいつでも検索や再生が可能。診療についてあらためて検討を重ねる「症例検討会」において、カンファレンスアーカイブは何よりも有用な資料となり得る。

(2)コミュニケーション
 患者の情報を共有すること=スタッフ間のコミュニケーションは、よりよい治療の一要件。今、もっとも優先しなければならないことは何か、この方法で間違いはないのか……  電子カルテの情報の共有を始め、行き違いが生じる可能性のある細かいやり取りも音声として記録することが可能。一対一の会話、一対Nの同報通信、グループでの会話、あらゆるタイプのコミュニケーションを行うことができる。

(3) コラボレーション
 異なる診療科、異なる職種のスタッフによる協業が求められる現代医療。異なる医療機関のカルテを共有する「地域連携」の考え方も忘れてはならない。タイムラインベースの臨床記録や効率よくリンクされた情報参照の機能によって、より高度なコラボレーションが期待できる。

説明パネル(クリックで拡大)
カンファレンスエディタ。オンラインでも見られる症例検討プレゼンテーションを作成する機能。直感的な操作が可能。タイムライン上に並んだサムネールをクリックすると、専用のビューアが開く
専用の画像ビューア画面
レポート画面。ブラウザで表示している
iPhoneでも操作可能
コミュニケーション機能の一つ「音声通話機能」。同じカンファレンスを見ながら音声通話が可能

iPhoneビューアから音声通話機能を使うことも簡単だ