清水文孝氏
GEヘルスケアジャパンは、7月20日、国際モダンホスピタルショウ2012セミナーステージにて、清水文孝氏(深谷赤十字病院放射線科部)によるセミナー「医療画像はクラウドへ~“医知の蔵”の導入経緯と現況~」を開催した。
本セミナーでは、同社が提供するクラウドサービス「医知の蔵」の日本国内第1号パイロット施設である深谷赤十字病院における導入事例の紹介を中心に進められた。「ハードウェアの老朽化、ソフトウェアの老朽化、ストレージの枯渇といったシステム的な課題は、医知の蔵の導入によってパフォーマンスの改善、操作性の向上、長期データアクセスの確保といった解決がなされた。設備的な問題においても、現状スペースで再構築可能で、新規サーバ室が不要というクラウドとしての本サービスの特徴によって解決できた」と導入効果を語る同氏。将来的な課題としては、保管画像の多様化・大容量化に備えてデータ移行のムダを削減する、大規模災害対策として確実にデータを保護する必要がある、といった点を挙げ、「本病院が抱える課題が『医知の蔵』導入によるシステムの再構築により解決された、もしくは、解決できる」と語った。
今後は抜き打ちの障害テストやカスタマーポータルサイトの使用についての評価、受信時間や即時性に対しての受信テストなどを行なっていく予定という。
さらに「当院では2012年度に電子カルテシステムへの変更やフィルムレスの実施を控えており、それに伴い、放射線の画像のみでなく、内視鏡画像、超音波画像、病理画像などを含め、院内の医療画像全般を保管する構想がある」と将来的構想についても語った。
本セミナーでは、同社が提供するクラウドサービス「医知の蔵」の日本国内第1号パイロット施設である深谷赤十字病院における導入事例の紹介を中心に進められた。「ハードウェアの老朽化、ソフトウェアの老朽化、ストレージの枯渇といったシステム的な課題は、医知の蔵の導入によってパフォーマンスの改善、操作性の向上、長期データアクセスの確保といった解決がなされた。設備的な問題においても、現状スペースで再構築可能で、新規サーバ室が不要というクラウドとしての本サービスの特徴によって解決できた」と導入効果を語る同氏。将来的な課題としては、保管画像の多様化・大容量化に備えてデータ移行のムダを削減する、大規模災害対策として確実にデータを保護する必要がある、といった点を挙げ、「本病院が抱える課題が『医知の蔵』導入によるシステムの再構築により解決された、もしくは、解決できる」と語った。
今後は抜き打ちの障害テストやカスタマーポータルサイトの使用についての評価、受信時間や即時性に対しての受信テストなどを行なっていく予定という。
さらに「当院では2012年度に電子カルテシステムへの変更やフィルムレスの実施を控えており、それに伴い、放射線の画像のみでなく、内視鏡画像、超音波画像、病理画像などを含め、院内の医療画像全般を保管する構想がある」と将来的構想についても語った。