~ 初心者からエキスパートの研究者まで、研究進度に合わせて機能の追加・変更が自由自在に ~
医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GEヘルスケア・ジャパン㈱(本社:東京都日野市、社長:川上潤)は8月27日(月)、液体クロマトグラフィーシステム「ÄKTA pure(アクタ ピュア)」を、大学や国公立研究機関、製薬会社におけるタンパク質研究者を主対象に発売した。
ÄKTA pureは、1996年の発売以降3,000台の納入実績があり、国内市場シェア8割を占める*1業界標準の生体分子精製用液体クロマトグラフィーシステム*2「ÄKTAdesign(アクタ デザイン)*3」の最新装置で、世界同時発売となる。最大の特長は、予算に応じて仕様を選択でき、研究内容・環境にあわせて購入後でも機能を簡単に増設・変更できること。また、操作部分を装置前面に集約し、作業しやすい設計を採用している。
今日の研究では、ゲノミクスから精製や機能解析など一連のタンパク質探索の実験を行うことが期待されており、特定のタンパク質を短時間に高純度で分離するなど、より複雑な実験条件や手法の設定が必要となってきている。ÄKTA pureは標準的なゲルろ過、イオン交換、アフィニティークロマトグラフィーへの対応はもちろん、オプションを順次追加・変更し、大量サンプルの自動添加・カラム使用履歴のデータベース管理・DoE(実験計画法)*4機能などを完備したハイスペックなシステムを構築することも可能である。その結果、どのような条件下でも目的タンパク質を手軽に分離できるため、研究者ごとに異なる様々な実験ニーズに対応する。
ÄKTA pureは、制御ソフトウェア「UNICORN 6」*5のドラッグ & ドロップ方式により、精製工程のプログラミングが簡単かつ柔軟に作成・編集可能なため、特別なプログラミングスキルは必要ない。さらに電子証跡が可能で、システムを複数の研究者で共有するのにも適している。
同社は1982年に「FPLC System(FPLCシステム)」を発売して生体分子精製用液体クロマトグラフィーシステム市場に参入して以来、1996年には初代の ÄKTAdesign 「ÄKTAexplorer(アクタ エクスプローラー)」、2004年には多段階クロマトグラフィーの全自動処理を行う「ÄKTAxpress(アクタ エクスプレス)」、2009年にはDoE機能のついた「ÄKTA avant(アクタ アヴァント)」を市場投入し、バイオ医薬品の開発や製造に携わる製薬企業や国公立研究機関などに対して、作業効率の改善、時間やコストの削減に貢献する機器および試薬を提供してきた。50年におよぶタンパク質精製技術、ならびに20年以上にわたる精製システム開発の経験を結集して製造された同社の各種製品は市場の高い評価を獲得しており、中でもÄKTAdesignはこれまでに全世界で10万人もの研究者に採用されている。
同社はこのÄKTA pureの発売を機に、既存製品群のさらなる積極的な拡販も推進することで、タンパク質研究スピードの加速、迅速な実用化などバイオテクノロジー業界の発展に貢献することを目指すという。
G Eヘルスケア ライフサイエンスの研究用製品部門トップのヨハン・フォン・ヘイネ(Johan von Heijne)は、「急激に研究環境が変化するなか、研究者の皆さんは同じシステムをいつまで使い続けられるのかに大変高い関心を抱いています。今回発売するÄKTA pureは、ベースシステムに各種オプションを組合せ可能なため、研究者の皆さんの作業をシンプルにするのと同時に、研究の状況に応じて柔軟に精製機能の拡張やカスタマイズを行えます。ÄKTA pureはまさに、どのような方にもマッチしたシステムなのです」と述べている。
ÄKTA pureは、1996年の発売以降3,000台の納入実績があり、国内市場シェア8割を占める*1業界標準の生体分子精製用液体クロマトグラフィーシステム*2「ÄKTAdesign(アクタ デザイン)*3」の最新装置で、世界同時発売となる。最大の特長は、予算に応じて仕様を選択でき、研究内容・環境にあわせて購入後でも機能を簡単に増設・変更できること。また、操作部分を装置前面に集約し、作業しやすい設計を採用している。
今日の研究では、ゲノミクスから精製や機能解析など一連のタンパク質探索の実験を行うことが期待されており、特定のタンパク質を短時間に高純度で分離するなど、より複雑な実験条件や手法の設定が必要となってきている。ÄKTA pureは標準的なゲルろ過、イオン交換、アフィニティークロマトグラフィーへの対応はもちろん、オプションを順次追加・変更し、大量サンプルの自動添加・カラム使用履歴のデータベース管理・DoE(実験計画法)*4機能などを完備したハイスペックなシステムを構築することも可能である。その結果、どのような条件下でも目的タンパク質を手軽に分離できるため、研究者ごとに異なる様々な実験ニーズに対応する。
ÄKTA pureは、制御ソフトウェア「UNICORN 6」*5のドラッグ & ドロップ方式により、精製工程のプログラミングが簡単かつ柔軟に作成・編集可能なため、特別なプログラミングスキルは必要ない。さらに電子証跡が可能で、システムを複数の研究者で共有するのにも適している。
同社は1982年に「FPLC System(FPLCシステム)」を発売して生体分子精製用液体クロマトグラフィーシステム市場に参入して以来、1996年には初代の ÄKTAdesign 「ÄKTAexplorer(アクタ エクスプローラー)」、2004年には多段階クロマトグラフィーの全自動処理を行う「ÄKTAxpress(アクタ エクスプレス)」、2009年にはDoE機能のついた「ÄKTA avant(アクタ アヴァント)」を市場投入し、バイオ医薬品の開発や製造に携わる製薬企業や国公立研究機関などに対して、作業効率の改善、時間やコストの削減に貢献する機器および試薬を提供してきた。50年におよぶタンパク質精製技術、ならびに20年以上にわたる精製システム開発の経験を結集して製造された同社の各種製品は市場の高い評価を獲得しており、中でもÄKTAdesignはこれまでに全世界で10万人もの研究者に採用されている。
同社はこのÄKTA pureの発売を機に、既存製品群のさらなる積極的な拡販も推進することで、タンパク質研究スピードの加速、迅速な実用化などバイオテクノロジー業界の発展に貢献することを目指すという。
G Eヘルスケア ライフサイエンスの研究用製品部門トップのヨハン・フォン・ヘイネ(Johan von Heijne)は、「急激に研究環境が変化するなか、研究者の皆さんは同じシステムをいつまで使い続けられるのかに大変高い関心を抱いています。今回発売するÄKTA pureは、ベースシステムに各種オプションを組合せ可能なため、研究者の皆さんの作業をシンプルにするのと同時に、研究の状況に応じて柔軟に精製機能の拡張やカスタマイズを行えます。ÄKTA pureはまさに、どのような方にもマッチしたシステムなのです」と述べている。
*1 出典:科学機器年鑑 2011年版 株式会社アール アンド ディ
*2 生体分子精製用液体クロマトグラフィーシステム:抗体に代表されるタンパク質やペプチドなどの生体分子を精製する装置
*3 ÄKTAdesign(アクタ デザイン):1996年に発表されたGE Healthcare(旧 アマシャム バイオサイエンス株式会社/アマシャム ファルマシア バイオテク株式会社)の液体クロマトグラフィーシステムシリーズ。全世界で10万人の研究者に対する採用実績を誇る
*4 DoE(Design of Experiments):実験計画法。効率のよい実験方法をデザインし、結果を適切に解析することを目的とする統計学の応用分野
*5 UNICORN(ユニコーン):ÄKTAdesignシリーズのシステム制御ソフトウェア。使いやすいインターフェースや自動解析機能、レポート作成機能などが特長
製品名:ÄKT pure(アクタ ピュア)
発売日: 2012年8月27日(月)
希望小売価格:500万円~(税抜き)
初年度国内販売目標台数: 30台
●お問い合わせ
GEヘルスケア・ジャパン㈱
ライフサイエンス統括本部 バイオプロセス事業部
TEL:03-5331-9317
URL:www.gehealthcare.co.jp