東芝メディカルシステムズ、東芝メディカル製造の医療システムの生産体制統合を発表

2012.09.10

 東芝メディカルシステムズ(株)(本社:栃木県大田原市、代表取締役社長:綱川 智)は、さらなる成長を目指すため、グループ会社である東芝メディカル製造(株)(本社:栃木県大田原市、代表取締役社長:谷口好夫)との間で、東芝メディカルを存続会社とした吸収合併(2013年4月1日付)を行うことを前提に、2012年10月1日付で医療システムの生産体制を東芝メディカルに実質的に集約すると発表した。
 同社グループは、国内及び中国に生産拠点を擁し、世界120カ国以上にX線診断システム、CT、MRIや超音波診断システムなどの医療システムを提供している。東芝メディカル製造は、高度な独自生産技術によりX線診断システムの設計や多種部品・ユニット製品を製造し、同社グループに提供している。
 近年、同社グループを取り巻く事業環境の変化が進み、より高い競争力を得るための生産・技術体制の強化が喫緊の課題となっている。今回の集約及びその後の合併により、それぞれが持つ技術力集約のシナジーを活かし、環境の変化にスピーディーに対応して競争力のある製品をグローバルに供給できる体制の確立を目指すという。

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