http://www.medrad.com/ja-jp/Pages/MEDRADHome.aspx
その他
パワーインジェクションを使用した造影剤注入により、CTでの画像診断をサポートするStellant CTインジェクションシステム。RSNA2012展示会場では、新機能として患者情報、撮影部位ごとのパラメータ登録機能が紹介された(新機能は薬事未承認、2013年末に日本リリース予定)。
新機能のひとつである患者情報の入力機能では、患者IDや検査日時、体重などのデータを入力・保管できる。これにより、過去の検査条件などが簡単に参照できるようになった。
パラメータ登録機能は、諸条件を事前に登録しておくことで、検査時の入力の手間を省いてくれる機能だ。一度登録すれば、後は患者の体重を入力するだけで最適な撮影パラメータを自動で計算してくれる。従来は登録機能が1種類のみだったため、撮影ごとに入力し直す必要があった。本機能を活用することで、作業効率の向上が見込める。
サービス
登録されたインジェクターの状態をモニタリングする新機能。電話番号やメールアドレスを登録しておけば、製品に不具合が発生した際などの緊急時に、同社から確認用メールと緊急連絡が入る。アメリカでは1年前にリリースされており、500台程のサポートを24時間行っているという。日本では、来年5月をメドにサービス開始予定。
その他
血管造影用インジェクター。従来の主力製品であるMark V ProVisの後継機としての発売されている新製品。フロントロードシステムによって、シリンジの着脱が簡略化されたと共に、清潔な取り外しができるようになっている。ペデスタルスタンド(台座)が小型化されていること、ヘッドの軽量化・角度調整が可能なアームを搭載したことにより、自由な位置にインジェクターを配置できるのが特徴だ。