代表取締役社長 綱川 智
CT事業部CT開発部システム担当 新野俊之氏
Aquilion PRIME
東芝メディカルシステムズ(株)(本社:栃木県大田原市、代表取締役社長:綱川 智)は4月3日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)にて記者会見を開催し、80列検出器/160スライスCT 「Aquilion PRIME(アクイリオン プライム)」の国内販売開始を発表した。本会ではまず、綱川 智氏(同社代表取締役社長)が同社のCT事業への取り組みについて説明した。同社では、被ばく低減技術の向上や顧客サポートのため、世界各地にトレーニングセンターの拡充に努めるなどCT事業の充実を図っている。また、CT事業をグローバルに展開するため、積極的な海外進出を行っていると語った。
次に、新野俊之氏(同社CT事業部CT開発部システム担当)がAquilion PRIMEの特徴について解説を行った。
まず挙げられたのが、0.5mmという非常に薄いスライス厚により高精細化が可能となっている点だ。更に、高精細でありながら80列検出器と1回転0.35秒という高速回転により150cmを30秒という短時間で撮影可能である。
また、東芝では「Minimarize,Visualize」というスローガンを掲げ、被ばく低減を図りつつも高画質を保つ取り組みを行なっている。これを実現するため、Aquilion PRIMEでは、東芝独自の低線量撮影技術「AIDR 3D」を標準搭載している。「AIDR 3D」は、データ収集された純正データ上で統計学的ノイズモデル、スキャナーノイズモデルを用い画質を改善すると同時に、アナトミカルモデルによりノイズを除去する技術。この技術により、最大50%のノイズ低減と75%の被ばく低減を可能としている。
この他、InstaViewによって再構成の完了を待つことなく事前に画像を確認することができる、画像の再構成が60画像/秒という高速での画像再構成が可能、といった特徴からトータル検査時間の短縮にも成功している。また、体積では従来比34%、重量では28%と大幅な小型化、電源容量を抑えるための省エネルギー化なども充実し、多くの施設に導入することが可能となっている。
Aquilion PRIMEの使用経験を真鍋徳子氏(北海道大学病院放射線科)がビデオ出演で述べた。本製品では、撮影時間や画像処理時間の短縮により患者のスループットが改善され待ち時間が短縮されたことは本製品の大きなメリットであるとした。また、従来のCTより低い線量でもノイズが少なく、同等以上の画質を得ることが出来る点も高く評価した。
4月12日より開催されるITEM in JRC 2013でもAquilion PRIMEは展示される予定だ。
次に、新野俊之氏(同社CT事業部CT開発部システム担当)がAquilion PRIMEの特徴について解説を行った。
まず挙げられたのが、0.5mmという非常に薄いスライス厚により高精細化が可能となっている点だ。更に、高精細でありながら80列検出器と1回転0.35秒という高速回転により150cmを30秒という短時間で撮影可能である。
また、東芝では「Minimarize,Visualize」というスローガンを掲げ、被ばく低減を図りつつも高画質を保つ取り組みを行なっている。これを実現するため、Aquilion PRIMEでは、東芝独自の低線量撮影技術「AIDR 3D」を標準搭載している。「AIDR 3D」は、データ収集された純正データ上で統計学的ノイズモデル、スキャナーノイズモデルを用い画質を改善すると同時に、アナトミカルモデルによりノイズを除去する技術。この技術により、最大50%のノイズ低減と75%の被ばく低減を可能としている。
この他、InstaViewによって再構成の完了を待つことなく事前に画像を確認することができる、画像の再構成が60画像/秒という高速での画像再構成が可能、といった特徴からトータル検査時間の短縮にも成功している。また、体積では従来比34%、重量では28%と大幅な小型化、電源容量を抑えるための省エネルギー化なども充実し、多くの施設に導入することが可能となっている。
Aquilion PRIMEの使用経験を真鍋徳子氏(北海道大学病院放射線科)がビデオ出演で述べた。本製品では、撮影時間や画像処理時間の短縮により患者のスループットが改善され待ち時間が短縮されたことは本製品の大きなメリットであるとした。また、従来のCTより低い線量でもノイズが少なく、同等以上の画質を得ることが出来る点も高く評価した。
4月12日より開催されるITEM in JRC 2013でもAquilion PRIMEは展示される予定だ。