島津製作所、12インチ角FPD搭載バイプレーン血管撮影システム「Trinias B12 package」を発売

2013.05.20
左:Trinias B12 package、右:SMART Display
 島津製作所(株)(本社:京都府京都市、代表取締役社長:中本 晃)は、5月15日、2方向から同時に観察が可能なCアームに12インチ角サイズフラットパネルディテクタ(FPD)を搭載したバイプレーン血管撮影システム「Trinias(トリニアス) B12 package」を発売すると発表した。またTriniasシリーズのオプションとして、血管内治療(インターベンション)に必要な画像情報を自由にレイアウトして表示することができる56インチ高精細液晶カラーディスプレイ「SMART Display」を同時発売する。
 「Trinias B12 package」は、『最高画質』『優れた操作性』『安全と安心』をコンセプトとし、患者さんにとって優しい装置を実現した「Triniasシリーズ」の新製品である。汎用性の高い12インチ角のFPDを採用しており、1台で頭部・心臓・腹部・四肢まで全身をカバーできます。頭部片側への集中的なX線被ばくを緩和するため、バイプレーンシステム独自の被ばく低減機能としてX線管球の左右位置切替機能を有している。
 また、本製品のオプションとして発売させる「SMART Display」は、従来検査室内の多数のモニタを煩雑な作業で切り替えていたものを、大型の56インチ高精細カラーディスプレイとタッチパネルで術者が容易にレイアウト選択できるシステムであり、術者によるスムーズな手技を支援する。

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