逐次近似応用再構成法(AIDR 3D)で被ばく低減を実現
~臨床での活用と有用性、将来展望について~
琉球大学大学院医学研究科 放射線診断治療学講座
宮良哲博、山城恒雄、村山貞之
近年、逐次近似再構成法の臨床応用が急速に進んでおり、被ばく低減と画質向上に関する報告が数多く発表されている。本稿では東芝メディカルシステムズの逐次近似応用再構成であるAIDR 3Dを中心に概説し、当院における実臨床とその有用性について述べる。また、Aquilion ONEを用いたユーザの多施設共同研究(ACTIve Study)において、低線量、超低線量撮影に関する取り組みについて紹介する。