日立メディコ社製Intelli IPを用いたCT colonographyの低線量化と画質改善の検討
*1東海大学医学部医学科専門診療学系画像診断学(付属八王子病院放射線科)
*2東海大学医学部医学科専門診療学系画像診断学(付属病院画像診断科)
*3東海大学医学部付属八王子病院診療技術部
*4東海大学医学部内科学系消化器内科
橋田和靖*1、 市川珠紀*2、 松本知博*1、 遠藤じゅん*1、 大塩洋平*3、
川又郁夫*3、 渡辺勲史*4、 今井 裕*2、 長谷部光泉*1
CT colonography(CTC)では2体位での撮像が必要となり、より低線量での撮像が要求される。当院で稼働中の日立メディコ社製 64列CT「SCENARIA」には逐次近似法の応用例であるIntelli IP Advancedが搭載されており、臨床診断に耐えうる画像を通常線量の1/2〜1/4程度、処理強度Lv4〜6程度で撮像できると考えられた。