頸動脈ステント留置術の新しいEPD(Embolic Protection Device)~MOMA Ultra~

2013.10.01

白川 学(兵庫医科大学脳神経外科)
吉村紳一(兵庫医科大学脳神経外科)

 頸動脈ステント留置術(carotid artery stenting:CAS)において周術期合併症を減らすため、様々な脳保護デバイス(Embolic Protection Device:EPD)が開発されている。今回、新しいEPDであるMOMA Ultraを紹介する。MOMA Ultraは血流を完全遮断することにより確実にデブリスを捕捉でき、周術期の合併症を減少させ、CASの手術成績を飛躍的に良くする可能性を持っている。

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