コニカミノルタヘルスケアブースでは、カセッテ型デジタルX線撮影装置「AeroDR」を中心としたトータルソリューションについて展示された。
AeroDRは、画像データの送信が無線で行えるワイヤレスタイプのカセッテ型DRであり、軽量かつ堅牢なハンドリングの良さと、低線量でも高画質な性能について多くの医療現場で高い評価を得ている。
「AeroDR1012HQ」のカセッテサイズは、10×12インチサイズと非常にコンパクトであり、手などの小さな部位の撮影に使いやすく、保育器や小児用撮影台のカセッテホルダーにもJIS規格適合のサイズのため、簡単にセットできる大きさである。また整形外科では、膝、肩などの撮影をする際に患者がDRを手で支え持つため、小型で軽量なDRは患者の負担軽減になる。「AeroDR長尺システム」と併せて、整形外科分野の全ての撮影を「AeroDR」シリーズで対応することが可能。多くの医療現場でX線照射量の低減とデジタル画像診断の効率化に貢献する。
さらに、回診システムにより曝射連動ができないX線装置でもDRが使用可能。検像システムではオーダー・画像が自動照合、連携BOXサービスではインターネットデータセンター(IDC)を介して様々なデータをやり取りできるクラウドサービスを提供するなど、幅広いニーズに応じている。