乳腺画像診断における 造影超音波の意義、役割について

2013.11.06

舛本法生(広島大学原爆放射線医科学研究所腫瘍外科)

 ソナゾイドRによる造影超音波検査が2012年8月より乳腺領域において保険適応となった。腫瘤性病変への良悪性の鑑別をはじめ、腫瘍の広がり診断や 2nd look USへの応用、センチネルリン
パ節の同定や術前化学療法の効果判定への応用が期待される。本稿では、造影超音波検査の現状と今後の展望について解説する。