東芝メディカルシステムズ(株)は、簡単で高画質な超音波診断装置・Xario 100を開発し、11月20日からドイツ・デュッセルドルフで開催されるMedicaに初展示すると同時に全世界で営業活動を開始する。Xario 100はコンパクトなハイエンド装置として、日常の検査室のルーチン検査から検査室外での様々な目的で使用することが可能だ。
1.さまざまなシーンで簡単に最適な画質を提供
Xario100は人間工学に基づいて操作パネルのボタンを使いやすく配置した。さらに検査スタイルに合わせて各ボタンの機能を自由にカスタマイズ可能で、さまざまなシーンで快適に使用するが可能となっている。
Bモード画質やスペクトラムドプラ波形をワンタッチで最適化するQuick Scanや、体形や検査部位に応じて多くのパラメーターをボタンひとつで最適化するQuick Startなどの機能により、簡単に最適の画質を得ることが出来る。
2.取り回しのしやすいコンパクトボディ
Xario100は高性能でありながら、軽量・コンパクト。プリンタやビデオレコーダーを搭載したり、オプションプローブや心電ケーブルなど、必要な周辺機器やアクセサリを収納するバスケットを装着可能で、移動の際に便利な大型のグリップハンドルと大型の4輪キャスターを備えており、病院内を軽快に移動して検査を始めることが出来る。
消費電力は従来機種と比較して約50%省電力化しており、よりいっそうの省エネルギーを実現している。
3.高画質で診断をサポート
Xario100は、同社独自の送受信回路・Twin Pulserを搭載し、状況に応じた最適な送信で鮮明な画像を提供する。境界や構造物の視認性を向上させるPrecision Imagingや、コントラスト分解能を高めるApliPureTM、深部まで高い分解能を維持するDifferential THIなどのイメージング技術のほか、組織の硬さを映像化するElastographyなど、多彩な機能を搭載可能で、確かな診断をサポートする。
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