(株)JVCケンウッドは、TOTOKUブランドより、3メガディスプレイ2台分の解像度表示を可能にする600万画素30型カラー医用画像表示用ディスプレイ「CCL650i2/AR」(特殊ARコート付きモデル)、「CCL650i2/N」(コート無しモデル)を、1月下旬より発売する。
(特殊ARコート付きモデル)
型名:CCL650i2/AR
希望小売価格(税込):オープン
発売時期:1月下旬
品名:600万画素30型カラー医用画像表示用ディスプレイ
(コート無しモデル)
型名:CCL650i2/N
希望小売価格(税込):オープン
発売時期:1月下旬
●企画背景と製品の概要
現在、画像診断の表示装置としては、ディスプレイ2台を並べての使用が主流となっているが、2画面間のフロントべゼルによる隙間が発生し、左右の視線移動が負担となっていた。
そこで今回同社は、30型ワイド画面上に3メガディスプレイ2台分の表示を可能にした600万画素30型カラー医用画像表示用ディスプレイ「CCL650i2/AR」「CCL650i2/N」を発売する。同機は、3メガ画像のシームレス表示を可能としただけでなく、医用画像の表示に最適な各種機能を搭載し、作業効率向上と省スペース、省電力化を実現した高精細液晶ディスプレイとなる。
●「CCL650i2」の主な特長
30型の大画面ワイド表示により、3メガディスプレイ×2台分の表示が可能。従来、3メガディスプレイを2台並列表示した場合に生じるディスプレイ間のフレームによる、左右視線移動の負担を軽減するだけでなく、大画面を生かした画面内ウィンドウのレイアウトの自由度も高める。また、従来機種(「CCL358i2」)2台分と比較し横幅38.4mmの省スペース化を実現した。
2.LEDバックライト採用により、長寿命・省電力化を実現
LEDバックライト採用により、長寿命化および省電力化を実現。また、LEDバックライトは水銀を使用していないため、環境負荷の低減につながる。
画面上に設置された輝度センサーが常時画面輝度を監視し、輝度データを制御回路へフィードバックする同社独自の輝度安定化システム“λ-Sentinel(ラムダセンチネル)”を採用し、高精度な輝度の安定化を実現。
同体に表示されるOSD(ディスプレイの画面上に表示される各種設定)を本体ボタンで操作して、フロントセンサーにより”DICOM適合試験”(DICOMカーブに準拠したグレースケール表示の試験)が単体で行える。
5.“ユニフォミティ補正”機能を搭載
輝度ムラ・色ムラの補正を行い、より均一な画像表示を実現する“ユニフォミティ補正”機能を搭載。
“デュアルリンクDVI”、”ディスプレイポート”を各2系統装備し、多様な接続方法と表示が可能※1。“ディスプレイポート”入力時は10億6433万色同時表示を実現。1021階調(10bit)同時表示にも対応し※2、より滑らかで精度の高い表示となる。
※1 異なるグラフィックスカード、又は異なる信号形式で画面表示する際は、問い合わせが必要。
※2 10bit入力時には10bitに対応したグラフィックスカードとビューワーが必要。
同機前面下部のスイッチボタンにより、ワンタッチで入力の切替が可能。
●お問い合わせ
(株)JVCケンウッド プロフェッショナル&ヘルスケア事業部
ヘルスケアシステム統括部 営業部
TEL:045-450-1890
URL:http://www.jvckenwood.co.jp/