サービス
遠隔読影の基幹クラウド「FOCUS」に、読影医がほしいものをマウントした
「バーチャル読影室」のコンセプト。これは、同社が関係各社と協力して、ビューアや音声認識エンジン、そしてワークステーションなど、多くの臨床現場で使われている様々な読影ツールを、読影医らはFOCUSにログインするだけで、バーチャル空間でいつもの読影室を再現出来るというもの。読影医が遠隔読影を始める際に、各読影医ごとにバーチャル空間の読影室に、いつもの読影ツールをクラウド上で提供していく構想が表現されている。3Dモーションキャプチャーのリープモーションを取り入れ、マウスを使わず、画面にも触れずに指の動きだけで画像参照や、レポート入力も行えるコンセプトシステムの体験デモも行われていた。
なお同社は、創立20周年を迎えている。コーポレートロゴも一新。新しいコーポレートロゴは、「医療の質」「社会」「人」の3つの軸をモチーフに企業理念を象徴している。
サービス
徹底して遠隔読影ユーザーの使うシーンと使いやすさや追求したサービス提供を目指す同社は、読影依頼からレポート・画像参照、そして地域連携までを視野に入れた、クラウド遠隔読影サービスのコンセプトシステムも紹介していた。。
これはクラウド上に遠隔読影依頼の送受信アプリケーションも置き、基幹病院と関連病院の間の読影依頼のやりとり、画像データのやりとり、レポートのやりとりをクラウド上のシステムでシームレスにつなぐというもの。クラウド上のシステムから、依頼元は検査依頼書画面の「依頼」ボタンを押すだけで、連携する基幹病院に読影依頼が送られていくようなイメージだ。画像データ、読影レポートなどのデータも、検査リストや、画像ビューワなどのアプリケーションもすべてクラウド上にあるので、基本的にはどんな端末からでもやりとりが可能だ。文字通り「医療の質」「社会」「人」をつなぐバーチャル空間を目指していくという。
【ITEM2014 ドクターネットブースインフォメーション】
ブースNo.314
あたらしいドクターネットのスタート
2014年度はあたらしいドクターネットのはじまりの年となる。ITEM2014の開催にあわせてコーポレートロゴも一新し、画像診断の現場で必要とされる様々なサービスや技術を、バーチャル環境を介して、いつでも・どこからでもつないでいく。ドクターネットのあたらしいコーポレートロゴ、そして、新しくバーチャル化されていく様々な技術は、ITEM2014の会場でご確認頂きたい。