http://www.novabiomedical.com/
その他
腎機能の評価が、血糖測定の感覚で簡易に行えるクレアチニン分析装置。指先から採取した1.2μLの血液から、30秒という短時間で検査ができるため、ユーザから好評を得ている。同製品は2009年より販売。クレアチニンは腎機能の検査として最適であるが、同製品ではクレアチニンと糸球体濾過推定量(eGFR)の両方を示すことで、より精確で感度の良い腎機能の評価が可能となっている(MDRD式による日本人推算式に対応したeGFRを提供)。このため、検査結果は、患者治療の迅速な決定に貢献する製品である。
通常は全血を検体とする測定は検体中のヘマトクリット値の変動の影響を受けるが、同製品では3つの電極の1つでヘマトクリットの測定をすることでヘマトクリット値の変動を補正。これにより、広いヘマトクリット値領域で一貫した精確な測定結果が得られることも、同製品の特長である。また、ソフトウェアNovaNetを使用すると、スタットセンサーiの情報システムへの接続・管理および制御が可能である。
その他
スタットセンサーiと同様、腎機能の評価が1.2μLの血液・30秒で可能な同製品は、2014年1月に発売された新製品。スタットセンサーiとの違いは、クレアチニンのみを評価する点で、この市場では唯一のクレアチニン単独の分析装置である。同製品を使用することで、迅速な腎機能スクリーニングが可能で、造影剤投与による画像診断前にクレアチニン値が把握でき、保護的治療・処置の検
討が可能となる。また、救急の現場で画像診断を行うかのスクリーニングとして効果を発揮する。検査室からのクレアチニン測定結果がすぐに得られない場合の待ち時間の削減やリスケジューリングを防止することもできるので、放射線診療科の生産性・能率の向上に貢献する。価格も求めやすい設定の為、今後の普及が期待される。
【ITEM2014ノバ・バイオメディカルブースインフォメーション】
ブースNo.114
スタットセンサーi
スタットセンサー エクスプレスiクレアチニン
スタットセンサーi及びスタットセンサーエクスプレスi クレアチニンは、弊社の院内用グルコース分析装置から応用されたマルチウェル技術を使用し、指先から採取したわずか1.2μの血液を用い30秒という短時間でクレアチニン値と推算糸球体濾過量(eGFR ※スタットセンサーiのみ)を提供でき、造影剤使用前の腎機能の評価を簡易に行える製品である。