患者負担を軽減する高精度照射を実現、より多くの症例に適用
※画像はイメージ
販売に先立ち、4月11~13日の期間、パシフィコ横浜において開催される国際医用画像総合展(ITEM2014)にて国内で初めて公開展示する。
「サイバーナイフM6シリーズ」は、線量を高精度で最大化し、副作用の最小化と患者の快適性の最大化を可能にする。サイバーナイフの特長である最新の腫瘍移動対策技術を、本シリーズにおいても今後も継続して患者に提供する。また、ターゲットの動きに放射線ビームを自動調節し、マージン※1を最小化して正常組織や重要臓器への照射を減らす。本システムで治療を受ける患者は、息止めや圧迫といった呼吸制限や頭部固定のための金属フレームの装着の必要がない。
※1 腫瘍の動きやがん細胞の浸潤、機械的誤差などを考慮した上で、腫瘍への照射を確実にするために周囲に設定するもの。多くの場合、正常組織も含まれる。
同社穂積重紀氏(代表取締役社長)は、次のように述べている。「アキュレイでは、患者さんが進化した医療技術で治療を受け、快適性を高めていただくことを最優先に考えています。当社は、ユーザーが長期にわたって革新的ながん治療技術を適切に使用していただけるように、卓越した保守サービス、サポート、教育機会の提供に努めています。」
また、JoshuaH.Levine氏(アキュレイ社長兼CEO)は「本シリーズの上市は、当社の日本市場における戦略的成長プランにおける重要なマイルストーンです。日本のユーザーと患者の皆様に最新のサイバーナイフ技術をお届けできることを嬉しく思います。サイバーナイフM6シリーズは、臨床現場には柔軟性や治療時間の短縮、使い勝手の良さを、患者さんには高精度ながん治療を提供します。」と述べている。
これまで同社では、「サイバーナイフラジオサージェリーシステム」は2010年7月に、また「サイバーナイフラジオサージェリーシステムVSI」は2012年に薬事承認を得ており、頭蓋内・頭頸部に加えて体幹部病変に対する治療が可能。
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