JVCケンウッド、ITEM 2014に出展

2014.04.10
同社ブースイメージ
医用画像表示用LEDバックライトタイプ“i2”ディスプレイシリーズ
手術スタッフ間コミュニケーション用「デジタルワイヤレスインターカムシステム」
術場向けモニタリング用「高精細フルHDネットワークカメラシステム」
(株)JVCケンウッドは、4月11日(金)から13日(日)までパシフィコ横浜で開催される「2014 国際医用画像総合展」(ITEM in JRC2014)に出展する。
今回同社ブースでは、TOTOKUブランドから、医用画像表示用LEDバックライトタイプ“i2”ディスプレイシリーズのラインアップや、術場・操作室でのオペレーションを想定した術場・操作室向けディスプレイを展示。また、JVCブランドからは、カメラ、デジタルインターカムを活用した「手術スタッフ間コミュニケーションシステム」「術場向けモニタリングシステム」などを展示し、医用現場における各種ソリューションを提案する。

※(株)JVCケンウッドは、2013年7月1日付で東京特殊電線(株)より医用画像表示機器等の情報機器事業を承継した。“TOTOKU”は、株式会社JVCケンウッドの展開する医用及び、産業用ディスプレイのブランド。

<主な出展内容>(JVCケンウッドブース:CゾーンNo.252)
1.医用画像表示用LEDバックライトタイプ“i2”ディスプレイシリーズ
LEDバックライト搭載の新液晶パネルにより、従来の当社CCFL(冷陰極管)採用モデルと比較し、約20%の消費電力低減と1200:1以上の高いコントラスト性能を実現した医用画像表示用ディスプレイを展示する。医用画像表示用ディスプレイに求められる、微細な形状も正確に表示する解像度、忠実な階調表示能力、環境温度や長期使用による表示品質の変動が少ない安定性の確認と、簡単に行える表示品質管理等のデモンストレーションに加え、3つのサブピクセルを独立して駆動させる「サブピクセル独立ドライブテクノロジー」を搭載した「MS55i2」「MS35i2」による高解像度表示デモンストレーションが見られる。

2.術場・操作室向けディスプレイ
Pacsや電子カルテなどに接続する術場・操作室向けディスプレイとして、Angio画像を表示するための高輝度19型モノクロディスプレイを参考展示する。また、医用画像を参照するための術場用、大型の55型液晶モニター「GM-552D」を展示する。

3.手術スタッフ間コミュニケーション用「デジタルワイヤレスインターカムシステム」
多機能操作器やトランシーバー子機からなる「デジタルワイヤレスインターカムシステム」を展示する。デジタル方式のため、雑音の少ないクリアな通話音質と優れた秘匿性を発揮し、術場と操作室のスタッフ間のコミュニケーションに対応するだけでなく、院内スタッフへの呼び出しや連絡、指示に活用できる。また、リモコンマイクやヘッドセットマイクは、ハンズフリーで通話ができ、施術・作業中にも使用が可能であり、スタッフ間コミュニケーションツールとして、院内業務をサポートする。

4.術場向けモニタリング用「高精細フルHDネットワークカメラシステム」
院内の手術室に設置されたモニタリング用カメラをネットワークで統合するシステムを展示する。院内LANを介し、術場内に設置した高精細フルHDネットワークカメラで操作室やICUなどの離れた場所からも高精細映像でのモニタリングを可能にする。さらに、デジタルワイヤレスインターカムを活用することで、的確な指示や記録、確認が可能となり、映像と音声で院内業務の効率化を実現している。