ソニー、超音波装置向けのレコーダーやプリンターなど全4機種発売

2014.05.09

ソニーは、HD(1280×720p)/SD(720×576i)入力に対応し、内蔵HDD(500GB)に最長約348時間の長時間記録が可能な超音波装置向けのメディカルレコーダー2機種「HVO-550MD」、「HVO-500MD」の発売を発表。両機種は、メディカル向けのDVDレコーダー「DVO-1000MD」の後継機種で、新たにネットワークでの画像データ転送機能を搭載。
また新たにビデオ信号入力やコンピュータからのデジタル画像入力に対応した、主に超音波装置向けのメディカル用ハイブリッドグラフィックプリンター「UP-X898MD」と、シングルからマルチサイズまで様々なプリント形式と簡単画質調整機能で利便性を向上させたX線装置などの外科用装置の接続に最適な、ハイブリッドグラフィックプリンター「UP-991AD」を発売。
 
 
5月19日発売
メディカルレコーダー「HVO-550MD」(DVDドライブ内蔵)
メディカルレコーダー「HVO-500MD」
 
6月15日発売
ハイブリッドグラフィックプリンター「UP-X898MD」
ハイブリッドグラフィックプリンター「UP-991AD」
 
メーカー希望小売価格
オープン価格
 
 
ソニーは、1980年代より医療現場の周辺機器であるレコーダーおよびプリンター、モニターなどの開発、製品化に取り組んでおり、映像技術の進化にあわせた商品群を提供し続けている。近年は、医療現場における様々な映像装置において、急速にアナログからデジタルへの置き換えが進んでおり、超音波装置向けのレコーダーやプリンターにおいても、各装置メーカーがデジタル化を加速させている。ソニーは、中長期に成長を目指す事業領域の一つであるメディカル事業において、デジタル化や高画質化に対応していくだけでなく、継続的に操作性の向上をはかるなど、レコーダーやプリンター、モニターなど医療現場の周辺機器の製品ラインナップをさらに強化していく。
 
 
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