デプスMIPとDual Source CT機能を活かした造影CTC

2014.06.30

デプスMIPとDual Source CT機能を活かした造影CTC
埼玉県立がんセンター 野津 聡

 当院で現在行っているCTコロノグラフィーの方法について説明した。タギングには前処置薬クエン酸マグネシウム等張液の後半450mLにガストログラフィン30mLを加える。CT装置はシーメンス社製2管球搭載CT SOMATOM Definition Flashを用い造影早期は2管球にて撮像。尿路はsplit-bolus techniqueで描出。画像はSYNAPSE VINCENTで作成し表面型病変が疑われる場合はデプスMIP像で病変部の造影効果を確認、血管構築は原則造影早期相1相から作成している。

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