東陽テクニカ

胸部X線経時差分ソリューションであるClearRead+CompareはClearRead BSによって撮影した現在と過去の胸部X線画像を経時差分処理を実施する全く新しい胸部X線画像処理技術である。ClearRead BSは胸部X線画像上の肋骨、鎖骨を画像処理によって透過させ、肺組織の視認性を向上させる技術である、これにより肋骨、鎖骨に重なり、視認が困難な結節影等の異常陰影の検出を支援する。 さらに、ClearRead+Compareを使用する事によりClearRead BSの撮影した現在と過去の胸部X線画像を経時差分処理し、変化があった部分を強調表示する事ができる。骨組織透過画像での差分処理により、肋骨影の走行に起因するアーチファクトの低減させ、診断精度の向上、読影時間の短縮などに貢献する。
ClearReadシリーズは国内のX線装置メーカに対応しており、様々な装置からの画像を処理することが可能である。さらに、同システムは院内のネットワークに容易に接続が可能であり、PACSに接続するだけで骨組織透過処理が、元画像の追加情報として付加される。