クック社「Zenith® TX2® TAAエンドバスキュラーグラフト」 日本での製造販売承認取得、販売開始
胸部大動脈瘤(TAA)血管内治療用デバイス 正確な留置と豊富なサイズバリエーションが特徴
2011.05.21
米国クック メディカル[以下クック社](本社:インディアナ州ブルーミントン/日本法人: Cook Japan(株)、所在地: 東京都渋谷区、代表取締役:矢込和彦)は、日本での胸部大動脈瘤(TAA)の血管内治療用デバイス「Zenith® TX2® TAAエンドバスキュラーグラフト」(以下、Zenith TX2)の製造販売承認を2011年3月16日付にて厚生労働省より取得し、5月初旬より販売を開始した。
Zenith TX2は、繊維製素材のグラフトに、グラフトの開存(開通性)を保つための金属製ステントが縫い付けられた留置型の医療機器である。大腿動脈を切開し、その切開部から挿入したカテーテルを通じ大動脈内で留置される。留置されたグラフトが、大動脈瘤全長を完全にカバーできる長さを確保することで瘤の破裂のリスクを低減する。
Zenith TX2の特長
・親水性コーティングを施したFlexor®イントロデューサーシースがデリバリーとステントグラフトの位置決めを容易にする。
・H&L-B One-Shotデリバリーシステムにはトリガーワイヤーリリース機能が搭載されており、湾曲した大動脈弓に正確に留置することが可能である。また、ステントグラフトを一部展開した後でも、最終的な位置調整が可能。
・グラフトの固定力を増すためのバーブとラディアル方向の固定に優れた自己拡張型Z-ステントの組み合わせにより留置後のマイグレーション(望ましい位置からずれてしまうこと)のリスクが低減される。
・サイズバリエーションが豊富で、より様々な症例への対応が可能。
・親水性コーティングを施したFlexor®イントロデューサーシースがデリバリーとステントグラフトの位置決めを容易にする。
・H&L-B One-Shotデリバリーシステムにはトリガーワイヤーリリース機能が搭載されており、湾曲した大動脈弓に正確に留置することが可能である。また、ステントグラフトを一部展開した後でも、最終的な位置調整が可能。
・グラフトの固定力を増すためのバーブとラディアル方向の固定に優れた自己拡張型Z-ステントの組み合わせにより留置後のマイグレーション(望ましい位置からずれてしまうこと)のリスクが低減される。
・サイズバリエーションが豊富で、より様々な症例への対応が可能。
製品概要
販売名: COOK Zenith TX2 TAA エンドバスキュラーグラフト
承認番号: 22300BZX00147000
製品詳細: http://www.cookmedical.com/jp/tx2/index.html
●お問い合わせ先
Cook Japan(株)広報担当
フライシュマン・ヒラード・ジャパン(株)
担当:原、相原
TEL: 03-6204-4330
FAX: 03-6204-4302
URL:http://www.fleishman.co.jp/
Cook Japan(株)
TEL:(03) 3468-9911
URL:http://www.cookmedical.com/jp/