今日はstrokeのセッションに行きました。急性期脳梗塞の診断、治療に関する様々な内容でした。はじめStroke Triageというタイトルで、診断~治療までの流れに画像をどのように使うのかといった内容でした。治療対象となる最終梗塞巣と灌流異常域のミスマッチの見方は、CT、MRIが混在する中でいくつかありますが、それぞれについて説明されました。印象にあったのは、“star wars”を文字って“modality wars”と表現されていた事でした。施設条件などに依存する評価法が、依然として混沌としている現状のあらわれと感じました。
次にCTを用いた検討では、単純CTのhyper dence MCA sign のCT値の左右比やCTAの閉塞部位の長さが、t-PA再開通率および予後に関係するという内容でした。Hyper dence MCA signの存在が予後に影響するといったポスターもあったように、t-PA、血管内デバイスによるIVRの適応を、限られた時間内でより詳細に検討することで、より良い治療効果が得られるのではと感じました。そのためには、技師は診断~治療の流れを理解し、より良い画像を提示できるように検討をする必要があるように思いました。
今日でレポートは終わります。慣れない英語の中で理解に乏しく、的確な表現がすくなかったように思いますが、お付き合いいただきありがとうございました。