日本ヒューレット・パッカード、「法人向けタブレット新製品発表会」を開催

2015.01.29

日本ヒューレット・パッカード(株)は2015年1月26日、グランドハイアット東京(東京都港区)にて、「法人向けタブレット新製品発表会」を開催した。

新製品を持つ岡 隆史氏
製品説明をする九嶋俊一氏
会場の様子
同社はワークプレースを変革し生産性を飛躍的に向上させる新しい法人向けモバイル・ソリューションとして業種別専用端末を含む8機種を発表した。
はじめに、岡 隆史氏(同社代表取締役副社長執行役員プリンティング・パーソナルシステムズ事業統括)より開催の挨拶と今回発表された新製品開発の背景についての説明があった。同社は「今できないことをできるように」をモットーに、顧客が必要とするモビリティは一人ひとり違うとして、それぞれの業界のビジネスに最適なデバイスの開発と提供に最も力を注ぎ、企業の業務の円滑化ならびに生産性の向上を支援しているという。
次いで、九嶋俊一氏(同社プリンティング・パーソナルシステムズ事業統括テクノロジー・ソリューション統括本部本部長)より、新製品のコンセプトや特徴などが説明された。今回発表された中の1機種である「HP ElitePad 1000 G2 看護タブレット」は、医療従事者の生産性を向上する目的で設計されている。耐久性が高いジャケットには銀イオン抗菌加工処理が施されており、手入れが簡単で、IP54水準の防塵・防水仕様を満たしている。また、IC認証やバーコードスキャナを搭載しており医薬品などを管理することができ、約91cmの高さからの耐落下性能も備えている。
同社は、複数のオペレーティングシステムのサポートや機能の提供により、法人の顧客に対し様々な利用シーンに対応したデバイスを提供するという。また、業務用途に特化したデバイスの提供により、教育・医療・建築・小売業など様々なビジネスに対応するモバイル・ソリューションを展開していくという。