ワイヤレスフラットパネル搭載の移動型X線 診断装置。FPDと移動型X線診断装置の無線による連携をフル活用し、病棟や救急、オペ室、ICU等における移動X線検査を、従来の移動型デジタルX線診断装置よりもスピーディーかつ正確に実施できる。
40~150kVまで1kV刻みに出力できるハイパワー仕様で、出力面で撮影室での検査と同等の検査が実施可能。操作面も、本体側の19インチタッチモニタに加え管球側に8インチタッチモニタを搭載し、管球側だけで検査選択、撮影条件設定、撮影画像確認、PACS等への送信などを完了させることができる。
従来の移動型X線 診断装置は支柱が高く移動時に視界が遮られていたが、本装置は最小限(1,295mm)に収まるよう設計されており、移動時の視界性や安全性が確保されている。また、後部車輪に独立した駆動サポートモーターを搭載し、軽快に前進・後退・進路変更できる。