特別講演2の今井 裕氏(東海大学医学部学部長)と丹羽 徹氏(東海大学医学部専門診療学系画像診断学准教授)は「Dual Energy Imagingの臨床有用性―治療領域への貢献―」をテーマに講演。低・高電圧CTの融合画像、仮想単色CT像、石灰化・骨除去画像やヨードマップ、結石の性状解析など、Dual Energy CTでしか得られない臨床例を示した。「Dual Energy Imagingは、人体内のきわめて僅かな変化を鮮明に描出する技術。次世代の画像診断の基盤となり、真の個別化医療の実現のために重要な技術」と説いた。