医療情報システム
CITA Clinical Finderは、病院内の各診療システムで管理されている診療データを1つのプラットフォームに集約して表示することで、診療プロセスの全体像を迅速に把握するのに役立つシステムだ。
「クリニカルフロー」機能は、診療業務における様々なワークフローを把握するスタート画面。医師や医療スタッフが「入院予約患者」「特定の病名」などの条件を複数設定すれば、その患者リストから目的の患者もしくは患者群を抽出し、患者ごとの診療プロセスの進捗状況を検索・表示させる。プロセス別に色分け表示されているため、工程が完了したかどうかもすぐに把握できる。
クリニカルフロー
「クリニカルフロー」で複数患者の状況を把握したあと、「タイムライン」表示で患者1人の診療プロセスを詳細に確認することができる
また、患者リスト、メール、カレンダー等の業務機能だけでなく、検査画像や所見レポート、心電図、3D画像解析、動画など患者ごとの診療情報は、一つ一つの機能別フレーム(メディカル・ガジェット)として、閲覧者の使いやすいようにディスプレイ上に自由にレイアウトしてポータル画面を作ることもできる。国内シェアNo.1の医用画像情報システム「SYNAPSE」や、生体情報システム「Prescient」、医療向け3D画像解析システム「SYNAPSE VINCENT」、内視鏡情報管理システム「NEXUS」など同社のITソリューション製品と強力に連携し、プラットフォームとしてのCITA Clinical Finderを起点にあらゆる院内システムにアクセスすることができる。もちろん、一般的なWEBシステムや他社のシステムとも連携可能だ。