シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス(株)は、2015年10月6日より、POC向け心筋障害マーカー測定装置「ストラタスCS200」の販売を開始する。
日々救急患者が搬送される救急現場では、常に迅速かつ的確な診断・治療が必要とされてる。
平成25年の急病による救急自動車による搬送人員は337万105人で、そのうち、心疾患患者は30万3149人だった1。ストラタスCS200は、心疾患患者ケアに不可欠なスピードと効率化を実現した、ポイント・オブ・ケア(POC)検査装置。一秒をあらそう救急現場において、シンプルなワークフローと最短約14分で検査室クオリティの測定結果を提供する。
1: :消防庁 平成26 年版 消防白書 急病に係る疾病分類別搬送人員の状況
ストラタス CS 200 の特長
・シンプルなワークフロー
検体前処理が不要な全血測定。タッチパネルによる簡単操作。
・信頼性の高い測定結果
全血の検体を装置にセットし、スタートボタンを押すだけで、内蔵の遠心分離機で血漿に自動分離。実際の測定は血漿で行われるため、血球などの妨害物質の影響を受けることなく信頼性の高い測定データを提供する。
トロポニンIは国際ガイドライン(ESC/ACC/AHA/NACB/IFCC)で許容されるPOC 検査の高感度トロポニンI測定精度に適合している(健常者の99パーセンタイル値でCV10%以下)。
・迅速性
最短14分で結果を報告します。
・効率化
試薬は1検体1パックの個別包装。また、1患者検体につき4項目の同時測定が可能。1秒を争う救急現場などにおいて、ワークフローの効率化に貢献する。
・測定項目 トロポニンI、 CKMB、NT-proBNP、ミオグロビン、D-ダイマー
●お問い合わせ
シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス(株)
URL:http://www.siemens.co.jp/