今年はCT装置には大きな動きは今のところメーカー展示ではなさそうですが、韓国の大手家電メーカーSamsungですが、NExCT 7というCT装置を発表していました。気になるスペックは0.625×128列で、8センチのカバレッジで最速0.25Secでガントリー回転するみたいです。一例で、心臓CTですが、100ZkVp 175mAs CTDIVOLは11.93mGと宣伝しておりました。なかなかのスペックですが、外観も見た目はきらびやかに、LEDのバックライトが光ります。
ソフトは、逐次近似応用再構成を搭載とのこと。面白かったのは、S-Reconという再構成法が広報されておりました。これはサイノグラム上で動いている部分を検出し、静止画を再構成するという新たな手法とのこと。GEでは心臓領域で同じような再構成をすでに臨床にて使用されていますが、これはまた別の手法でした。弱点は。。。2回撮影しないとだめだそうでその2回のサイノグラムより動いている部分を見つけるみたいです。
このメーカーは、頭部のポータブルCTも展示していまして、物珍しいので結構見学している参加者も多かったです。