日立製作所は、6月1日、上野イーストタワーにて、アナリスト・機関投資家、報道機関向けの事業説明会「Hitachi IR Day 2016」を開催した。
渡部眞也氏
渡部眞也氏(日立製作所執行役常務ヘルスケアビジネスユニットCEO)は、ヘルスケア事業戦略として、2018年度までに、超音波、粒子線治療においてグローバルNo.1を目指す方針を打ち出した。
「我々は、2015年度の進捗として、診断・臨床での粒子線受注6件や、経営基盤強化として日立メディコ、日立アロカメディカルの統合、インフォマティクスとして福岡市、豊前市の地域包括ケア支援などを立ち上げた。さらにこれからのビジョンとして、IoTプラットフォーム Lumadaをヘルスケアへ適用し、MRI故障予兆診断サービスや検診車の医療画像転送サービス等、顧客との協創によるイノベーション創出を狙いたい」と報告した。
さらに渡部氏は、事業戦略においては、2018年度目標として、超音波、粒子線治療でグローバルシェアNo.1を目指す、特に、放射線治療は中国、アジア、欧州へ拡大したいとした。また放射線治療のトータルソリューションプロバイダーを目指し、小型・普及機を導入したさらなる発展をしたい。特に治療計画システムでは、自社ソフトなどを導入した多彩なラインアップを提供、アナリティクスでは、共同研究による臨床支援アプリの開発、先端研究では、最適治療選択をサポートするがん個別化医療の研究を課題として掲げた。
なお、超音波では臨床現場での活用領域を拡大し、市場成長率を3~5%へと拡大する。診療科別アプリのニーズ拡大、治療効率向上のための装置組み合わせによる診断、一次診療、在宅医療の拡大、新興国市場の拡大、が主な柱となる。
これらの目標をクリアし、売上収益4,400億円(2015年度比132%)、調整後営業利益率10%(同2.4ポイント改善)を目標としたい、と語った。
「我々は、2015年度の進捗として、診断・臨床での粒子線受注6件や、経営基盤強化として日立メディコ、日立アロカメディカルの統合、インフォマティクスとして福岡市、豊前市の地域包括ケア支援などを立ち上げた。さらにこれからのビジョンとして、IoTプラットフォーム Lumadaをヘルスケアへ適用し、MRI故障予兆診断サービスや検診車の医療画像転送サービス等、顧客との協創によるイノベーション創出を狙いたい」と報告した。
さらに渡部氏は、事業戦略においては、2018年度目標として、超音波、粒子線治療でグローバルシェアNo.1を目指す、特に、放射線治療は中国、アジア、欧州へ拡大したいとした。また放射線治療のトータルソリューションプロバイダーを目指し、小型・普及機を導入したさらなる発展をしたい。特に治療計画システムでは、自社ソフトなどを導入した多彩なラインアップを提供、アナリティクスでは、共同研究による臨床支援アプリの開発、先端研究では、最適治療選択をサポートするがん個別化医療の研究を課題として掲げた。
なお、超音波では臨床現場での活用領域を拡大し、市場成長率を3~5%へと拡大する。診療科別アプリのニーズ拡大、治療効率向上のための装置組み合わせによる診断、一次診療、在宅医療の拡大、新興国市場の拡大、が主な柱となる。
これらの目標をクリアし、売上収益4,400億円(2015年度比132%)、調整後営業利益率10%(同2.4ポイント改善)を目標としたい、と語った。