バルコ、新製品リリース 新型Nio Color 3MP (MDNC-3421)

2016.11.18

 2016 年11 月より医用画像表示用3MP カラーディスプレイ「新型 Nio Color 3MP (MDNC-3421)」の国内販売を開始する。
 本機器は現行のNio Color 3MP(MDNC-3321)の製品仕様をブラッシュアップした新製品である。特に、LED バックライトの大幅な効率化を図り、DICOM 校正輝度が500cd/㎡と従来機種より25%向上した。また、微細な病変の視認をより確度の高いものにする「SpotView™」機能を搭載した。詳細に視認したい箇所を拡大表示するこの機能により、読影の効率が向上し、フロー全体の大幅な改善が可能になる。

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Nio Color 3MP (MDNC-3421)
■製品特長
1. 従来比 25%の高輝度化を実現

 LED バックライトの効率化により、DICOM 校正輝度が500cd/㎡と従来機より25%向上した。
2. 画像観察のワークフローを改善するツールを標準装備
 バルコ独自のグラフィックボード(MXRT シリーズ)との組み合わせで様々な機能を有する「Productivity tools」に対応。「Productivity tools」を使用することで、ビューアーに依存することなく病変が疑われる箇所をスポット・拡大表示可能な機能「SpotView」や、読影中以外のモニター(サイドモニターなど)の輝度を自動的に落とす機能「DimView」などで、より確度の高い視認ができる。
3. 独自の低反射コーティング仕様 前面保護カバーを標準装備
 Nio シリーズでは液晶パネル表面の傷や汚れを防止する前面保護カバーを標準装備している。
 New Nio Color 3MP ではガラスパネルの低反射コーティングを一新し、周辺光による画面への映り込みをさらに低減し、より快適な読影環境を提供する。
4. 精度管理をサポートする機能・ツールを標準装備
 キャリブレーション、各種測定に対応したフロントセンサーを前面保護カバー内に搭載。より画面に近い位置にセンサーを固定することで、異物の混入防止、および安定した画像表示を実現する。
 また、モニター品質管理ソフトウェア「Medical QAWeb」とフロントセンサーと組み合わせることで、モニター精度管理をサポートする。
5. 長期にわたる安定性と信頼性
 500cd/㎡に向上したDICOM 校正輝度を「5 年間または20,000 時間」保証し、長期的に安定した画像表示を行う。
主な仕様
 スクリーンサイズ:21.3 インチ
 スクリーン技術:IPS-TFT color LCD
 アスペクト比:4:3
 ピクセルピッチ:0.2109mm
 解像度:2048×1536(3MP)
 視野角:178°
 最大輝度:900cd/㎡
 DICOM 校正輝度:500 cd/㎡
 コントラスト比:1400:1
 応答速度:20ms
 入力:DVI-Dual link, Display port
 消費電力:50W
 寸法:378×528~628x235mm(縦型、スタンド含む)
 重量:11.2Kg(スタンド含む)
■対象市場
 主に PACS 等での医用画像表示用途(JESRA X-0093 管理グレード1 相当)
■販売開始日
 2016 年11 月
■価格
 オープン
■お問合せ
バルコ(株)ヘルスケア・メディカルイメージング事業部
TEL: 03-5762-8720
URL:http://www.barcohealthcare.jp