東芝メディカルシステムズ(株)は、英国の非営利団体The Green Organization主催の「The International Green Apple Awards※ for Environmental Best Practice 2016」において、500件を超える世界中の応募の中から同社製 MRI Vantage ElanTMで「JAPAN GOLD WINNER」を受賞した。
11月11日(金)にロンドンのウエストミンスター宮殿(英国議会議事堂)で執り行われた表彰式にて、トロフィーと賞状が授与された。
受賞した Vantage ElanTMは高品質な診断画像はそのままに、設置スペース、消費電力を大幅に削減し、医療機器のライフタイムコストの削減に大いに寄与する装置で、導入する医療施設の経済的負担を削減するとともに、環境負荷低減を図った最新システムである。その環境性能(コンパクトさ、省エネ性能)を活かして欧州の道路規格に適合した車両に搭載、Transportable MRI(Relocatable MRI)として遠隔地における医療格差の改善などに貢献したことが高く評価された。
今回の受賞は同社の環境配慮型製品が国際的に高く評価されたことであり、今後も医療効率を高め、病院経営に貢献するシステムの開発に挑んでいくとともに、地球環境の保全活動を積極的に進めていく。
Transportable MRIの動画をこちらで紹介している。
※Green Apple Awardsとは：英国に本部を置く国際的な非営利団体であるThe Green Organizationが1994年に創設した賞で、企業、団体、個人による優れた環境活動を、各分野の専門家、実務経験者らが環境的側面、経済的側面、革新性、社会貢献度などの観点から選考・審査する賞と知られている。
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