【エキスパートがお届け!!Site of RSNA】丸山拓士先生(関西医科大学放射線科)  Part1

RSNA2016 Report:エキスパートがお届け!!Site of RSNA
2016.12.01

丸山拓士先生(関西医科大学放射線科)からRSNA2016の参加レポートを頂きました。

私は11月28日の午後、シカゴのオヘア空港に到着しました。RSNAの会場であるMcCormick Placeに着くのは夕方近くなってしまいました。私は初めてのRSNA参加です。中に入って、まずその規模の大きさに驚きました。会場の構図を把握するだけでも一苦労です。
途中、Posters and Exhibitsの会場を少しの間みることができました。約20ものブースがあり、それぞれポスターなどの展示がされていました。Informaticsブースには3D Printing Showcaseがありました。心臓や肺動静脈、腎臓と腎血管のモデルなど心臓循環器系も展示されていましたが、やはり骨の模型や義手・義足といった整形外科・リハビリテーション科領域が目立っている印象でした。術前計画に役立つだけでなく、等倍で作ることで頭蓋骨始め様々な部位の骨のインプラントとして利用できるほど緻密な模型を作ることが可能であり、顎骨折などの固定プレート(チタン製でしょうか)も作製できるようでした。画像診断装置の精度が上がり、高度な3D printing模型ができるようになることで、医療応用の幅はますます広がりそうです。

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