超高解像度 8 メガピクセル対応の 医用画像表示モニター RadiForce RX840 新発売

2011.07.05
(株)ナナオ(本社:石川県白山市、代表取締役社長:実盛 祥隆)は、医用画像表示モニター EIZO RadiForce RX840(36.4 型カラー液晶モニター、オープン価格※)を 2011 年 11 月 1 日より発売する。
フィルムレス化が進む医療の現場では、取り扱う画像データ量や種類が急増し、より多くの情報や多様な画像を適切に表示できるモニターへのニーズが浮上している。
RadiForce RX840 は、対角36.4 インチの画面に、超高解像度 8 メガピクセルの情報表示が可能。3MP モニター2 台分の医用画像に加えて検査リストも同時に表示できるなど、医療現場の多彩な画像表示ニーズに柔軟に対応する。
さらに、RadiForce RX840 は、当社医用モニターとして初めて、液晶の光源となるバックライトに白色 LED を採用。CCFL バックライトと比較して経年劣化しにくく、長寿命化を実現する。
その他、RadiForce RX840 は、同一画面内のモノクロとカラー画像をハイブリッド表示できるHybrid Gamma 機能搭載や、複数人で画面を見る際も共通したイメージを共有できる広視野角パネル採用、DICOM Part 14 準拠のキャリブレーションが実行できるセンサー内蔵など、当社医用画像表示モニターRadiForce のフラッグシップモデルの基本コンセプトを踏襲している。

当製品を、2011 年 7 月 13 日(水)~15 日(金)に東京ビッグサイトで開催される「国際モダンホスピタルショウ 2011」に展示する。 ※オープン価格の商品は標準価格を定めていない。

主な特長や機能

超高解像度 8 メガピクセルの情報表示
対角 36.4 インチの画面に、超高解像度 8 メガピクセル(4096×2160=884 万画素)の情報表示が可能。3MP モニター2 台分の医用画像に加えて検査リストも同時に表示するなどの、医療現場の多彩な画像表示No. NR11-011 Rev. A 2/2ニーズに柔軟に対応する。当社医用画像表示用モニターRadiForce G&R-Series に広い表示領域を確保した新たなサイズが加わり、ユーザの選択肢がさらに広がる。

バックライトに白色 LED を採用し長寿命化を実現
当社医用モニターとして初めて、液晶の光源となるバックライトに白色 LED( Light Emitting Diode 発 光 ダ イ オ ー ド ) を 採 用 。 CCFL ( Cold Cathode Fluorescent Lamp 冷陰極管)バックライトと比較して経年劣化しにくく、5 年間かつ製品使用 25,000 時間以内は推奨輝度 400cd/㎡の維持を保証、という長寿命を実現する。

同一画面内のモノクロとカラー画像をハイブリッド表示
EIZO 独自の技術 Hybrid Gamma 機能が、同一画面内のモノクロとカラー画像の表示エリアを自動判別し、それぞれ最適な輝度と階調で再現する。PACS 用アプリケーション内でモノクロ、カラー画像の混在が進む中、業務の効率化が期待できる。

複数人でも見やすい広視野角パネルを採用
176 度という超ワイドな視野角で鮮明な画像表示を実現する。複数人で画面を見る際も、角度による白浮きや色変化がなく、共通したイメージを共有でき、コミュニケーションを円滑にする。

内蔵センサーで DICOM Part 14 準拠のキャリブレーションを実現
モニターに内蔵された Integrated Front Sensor(IFS)により、取り付け取り外しの時間と手間をかけず、さらに品質管理タスク実行中は表示画面を妨げることなく、DICOM Part14 準拠のキャリブレーションを実現。モニター品質管理に伴う作業者の業務負荷とコストの削減が見込める。

お問い合わせ
(株)ナナオ
営業1部 メディカル課
TEL:03-5715-2014(代)
FAX:03-3458-7001
URL:http://radiforce.com/jp/