EIZO、省スペース・軽量で使いやすい、大画面31.1型の超高解像度8メガピクセル医用画像参照モニターを発売

2017.02.22

 EIZO(株)は、31.1型の電子カルテ画像表示モニター「RadiForce MX315W」を2017年6月30日に発売する。価格はオープン価格だ。

1.概要
 「RadiForce MX315W」は、同社電子カルテ画像表示モニターとして初めて、8メガピクセルに対応する。超高解像度4096×2160ドットの情報量を表示可能な大画面で、さまざまなシステムとの連携で複数のアプリケーションやウィンドウを同時表示することの多い医療現場での作業を効率化する。
 MX315Wは、同社電子カルテ画像表示モニター史上最高の輝度450cd/m2を実現。高い視認性を確保することで、医用画像の参照を行う医療現場での作業を長期にわたり支援する。
 また、MX315Wは大画面で電源を内蔵しつつも、奥行き225mmのスリム設計で設置場所を取らず、11.7kgの軽量設計で設置が容易だ。

2.詳細
超高解像度で作業を効率化
 MX315Wは、同社電子カルテ画像表示モニターRadiForce MX-Series史上最高となる、超高解像度8メガピクセルモニターだ。対角31.1型の大画面に、横4096×縦2160ドット(約800万画素)の情報量を表示でる。医療現場では、電子カルテシステムや医用画像管理システム(PACS)など、さまざまなシステムと連携しモニターを利用するため、複数のアプリケーションやウィンドウを同時表示することが多くなる。レイアウトの自由度が高いMX315Wを活用することで、CTやMRI画像のタイル表示や、過去と現在に行った検査画像の比較など、さまざまな検査画像を並べて表示でき、作業効率が向上する。

高輝度化により長期安定性を実現
 MX315Wは、発光効率の優れたLEDバックライト搭載パネルにより、同社電子カルテ画像表示モニターRadiForce MX-Series史上最高となる輝度450cd/m2を実現しました。モニター内蔵の測定センサーでDICOM Part14準拠のキャリブレーション(補正)を簡単に行えるため、キャリブレーション推奨輝度270cd/m2の維持を、購入日から3年間かつ製品使用10000時間保証する。高い視認性を常に保つことで、医用画像を参照するモニターとして、長期にわたり安定して使用できる。

省スペース・軽量設計で快適な作業空間
 MX315Wは、大画面ながら電源内蔵のスリム設計で、外形の奥行きを225mmに抑えた。設置場所を取らず、卓上が有効に使えるので、快適な作業環境が得られる。また質量についても、電源をモニター部に内蔵しつつも、11.7kgの軽量設計を実現した。持ち運びが容易であり、設置時の負担を軽減する。

<展示会情報>
 EIZO(株)は、2017年4月14日(金)~16日(日)にパシフィコ横浜で開催される「2017国際医用画像総合展(ITEM2017)」で当製品を展示する。

RadiForce MX315Wの製品情報

●お問合せ
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